起きたこと

VS CodeでGitHub Copilotを用いたコミットメッセージ生成がまったく動作しなくなった。✨マークをクリックしても生成しているっぽい挙動はするが一文字も生成されない。
VS Codeのターミナルで"出力"からGitHub Copilot Chatの出力を見ると、以下のエラーが出ていた。
2026-08-17 18:34:01.436 [info] Request ID for failed request: 332018a5-1746-4d22-9f69-b1d326372131
2026-08-17 18:34:01.436 [error] Server error: 422 Unprocessable Entity
2026-08-17 18:34:01.438 [info] ccreq:557db065.copilotmd | promptFiltered | gpt-4o-mini-2024-07-18 | 893ms | [gitCommitMessageGenerator]つまり、コミットメッセージ生成のリクエスト自体は送れているが、サーバー側で422エラーになってしまっている。
症状の特徴として、ステージングしている変更の内容に関係なく、まったく同じエラーが出ていた。たった1文字の変更であっても、複数ファイルの変更であっても、コミットメッセージは生成されず、同じログが出力された。
上記ログではpromptFilteredと書かれているため、最初はステージング内容に機密情報が入っているのかと疑った。しかし、簡単なmarkdownファイルを1文字変更しても同じログになるため、ステージング内容が原因とは考えにくかった。
原因調査

VS Codeでこの不具合がすでに報告されていた。バグを引いた2026年8月17日時点でもIssueはOpenだった。
対応

上記Issueによると、VS Codeの設定でgithub.copilot.chat.commitMessageGeneration.instructionsに何らかの設定をしていると、一文字も生成されなくなってしまうとのことだった。どうやらこの設定をしていることが不具合の原因になってしまっているらしい。
実際、github.copilot.chat.commitMessageGeneration.instructionsの設定を丸ごとコメントアウトしてから、✨マークをクリックしてコミットメッセージを生成したところ、問題なく生成された。
ちなみに、類似の不具合が下記Issueでも報告されていた。
まとめ

つまりは、github.copilot.chat.commitMessageGeneration.instructionsを設定していることで422 promptFilteredエラーが発生するという、VS Codeの既知のバグを踏んでいた。原因の設定をコメントアウトすることで正常に動作するようになった。
ただし、github.copilot.chat.commitMessageGeneration.instructionsの設定は、自動生成されるコミットメッセージにルールを設けるためのものなので、そのルールが使えないということになる。そうなると過去のコミットメッセージを参照して類似ルールで生成されることになる。GitHub Copilotを用いたコミットメッセージ自動生成は、過去のコミットメッセージが一貫したルールで運用されているリポジトリでしか当分使えなさそうだ。


