これはなに
Nuxt3 で構築したWebアプリの環境にStylelint をインストールし設定する方法のメモ。 VS Codeで自動実行までさせる。
環境
- Nuxt 3.4.3
- Stylelint 15.6.1
インストール
Stylelintパッケージをインストールする。
npm i -D stylelint
.vue
ファイル内の<style>
タグ内もリントできるように、以下のパッケージも入れる。
npm i -D postcss-html
Stylelintの設定presetも入れる。
npm i -D stylelint-config-standard stylelint-config-recommended-vue
Stylelintの設定
Stylelintの設定ファイル.stylelintrc.json
を作成し、以下の内容を記入する。
.stylelintrc.json
{
"extends": [
"stylelint-config-standard",
"stylelint-config-recommended-vue"
],
"overrides": [
{
"files": ["**/*.vue"],
"customSyntax": "postcss-html"
}
]
}
Stylelintを実行するコマンドを、package.json
に追加する。
package.json
{
"scripts": {
"lint": "stylelint --ignore-path .gitignore **/*.{css,vue}",
"fix": "stylelint --fix --ignore-path .gitignore **/*.{css,vue}"
},
}
これで、npm run lint
およびnpm run fix
でStylelintを実行できる。
VS Codeの設定
開発にVS Codeを利用している場合は、VS Codeで保存時に修正とフォーマットを自動実行できる。
Stylelintの拡張機能
をVS Codeにインストールし、以下の設定をVS Codeの設定ファイルに追記する。今回のプロジェクトのみに適用したい場合は、プロジェクトのルートディレクトリに.vscode/setting.json
を作成し、そこに下記の内容を記入すればよい。
settings.json
{
"editor.codeActionsOnSave": {
"source.fixAll": "never",
"source.fixAll.stylelint": "explicit"
},
"stylelint.validate": ["vue", "css", "less", "postcss"],
}
プロジェクトのルートディレクトリよりも深い階層にStylelintをインストールした場合は、stylelint.configBasedir
にStylelintをインストールしたディレクトリを指定する。
settings.json
{
"stylelint.configBasedir": "./app",
}